Controllable(高性能プリントサーバー)

Controllable 高性能プリントサーバー

高品質・高生産性を実現する新プリントサーバーPX560 Print Server

56ページ/分のプリンター本体の性能を最大限に活かす高性能プリントサーバーPX560 Print Serverを新開発。最新のサーバースペックと高い品質・生産性を実現するために最適化されたソフトウェアを搭載しています。さらに富士ゼロックスが長年培ってきたオリジナルデータから画像劣化のない可逆圧縮処理技術を融合。短納期のオーダーにも、高画質を維持しながら、迅速に対応することができます。

高品質・高生産性を実現する新プリントサーバーPX560 Print Server

小冊子作成/面付け機能の搭載により12種類のテンプレートで本格的な面付けが可能。

小冊子作成/面付け機能の搭載により12種類のテンプレートで本格的な面付けが可能。

高精度なキャリブレーションとCMYKプロファイル
デザイン制作中に「印刷の色」を確認可能

デザイナーがカラープリンターに求めたいのは、やはり「色再現性の高さ」につきます。早い段階で最終的な色が確認できればクライアントとの意思疎通が進み、印刷を意識したデータ作りが行えます。標準的な色再現基準として浸透している各基準色に対応したカラープロファイルを使えば、お客様の好みに合ったシミュレーションができ、雑誌やポスターなど、最終印刷物に近い色再現でのプリントが可能となります。
DocuColor 5656 Pのスキャナーを用いた簡易キャリブ レーションが可能です。さらに、i1Pro 2キットは、プリントで使用する用紙専用のターゲットファイルの作成も可能で、用紙ごとのキャリブレーションにより色安定性を実現します。

高精度なキャリブレーションとCMYKプロファイル

CMYK用プロファイル
DIC標準色
Japan Color 2011
Japan Color 2007(アート紙、コート紙、マット紙)
Japan Color 2001(アート紙、コート紙、マット紙、上質紙)
Japan Color 2002(新聞用ジャパンカラーJCN2002)
Japan Color 2003(商業オフ輪用ジャパンカラーJCW2003)
雑誌広告基準カラー V3(JMPAカラー)
SWOP 2006 Grade 3
GRACoL 2006
ISO Coated v2

Color Profile Maker Proの主な機能

 お客様の出力環境に合わせた高度な印刷シミュレーションを実現。
 フィードバックし、より精度の高いプロファイルの作成が可能。
 測色データ、およびICCプロファイルで定義される色域をグラフィカルに表示。
 CMYKの入出力、格子点を対象に、数値入力でプロファイルの調整が可能。

Color Profile Maker Proの主な機能

パラレルRIPでハードウェアの性能を最大限に活用

原稿データを出力データに変えるRIP処理には時間がかかります。一つのプリントジョブに対し、二つのRIPでページを分担して並列に処理することで、CPUの使用効率を向上させ、ハードウェアの性能を最大限に活用したRIP処理を行うことができます。さらに、PX560 Print Serverは並列RIPと最新のアーキテクチャーを組み合わせることで、プリンター本体のパフォーマンスをフルで発揮できる、更なるRIP処理速度の向上を実現しました。

パラレルRIPでハードウェアの性能を最大限に活用

最新のPDF/X-4の透明効果が含まれたPDFに対応

「ドロップシャドウ」や「ぼかし」など「透明効果」を使用したデータも、正しく出力できます。

アプリケーションがバージョンアップすることで制作データの内容が変わり、表現の幅も大きく広がります。PX560 Print Serverは、「Adobe® PDF Print Engine(APPE)」を搭載。PostScript®とPDF、二つのファイルフォーマットを処理することができます。
従来のPostScript® RIPであるCPSI注1 では透明効果などの新たな表現をサポートできず、デバイスに依存した出力結果になることもありましたが、新しいAPPEならPDFを直接RIP処理できるので原稿データの表現をそのまま出力物にも再現できます。 注1 :Configurable PostScript® Interpreter
PX560 Print ServerはCPSIとAPPEをジョブごとに切り替えられるハイブリッドRIP。自社開発のプリントサーバーのため最新のAPPE2.6、CPSI3020規格にもいち早く対応しています。

最新のPDF/X-4の透明効果が含まれたPDFに対応

オフィス系ソフトの出力再現性の向上

文字品質をさらに高める「K100%高精細」機能と「白抜き文字強調」機能を 同時に設定が可能(片方だけの設定も可能)、白抜き文字も潰さずにプリント可能

K100高精細機能が、プリントの際、文字や罫線が太って見えるという現象に効果を発揮します。また、プリンターによる文字校正での難敵と言える墨ベタの上に配置された白抜き文字には、白抜き文字の強調機能が効果を発揮します。特に画数の多い漢字は潰れてしまって読みにくく、文字校正が難しいですが、白抜き文字の強調機能により白抜き文字のエッジ部分を検知し、トナー量を調整してプリントします。そのため、輪郭部分も潰れず、読みやすい状態で校正を行うことができます。
PX560 Print Serverでは両機能を同時に設定できるようになり、さらに繊細な出力物の品質向上に役立ちます。

文字品質をさらに高める「K100%高精細」機能と「白抜き文字強調」機能を 同時に設定が可能

バリアブルプリントに対応 ユニークな販促物を社内で制作

バリアブルプリント言語の業界標準であるPPMLに対応。可変データと固定データの効率的なRIP処理が可能。
販促物は、読み手の行動を喚起するのが重要な目的。案内はがきなどのDMによってお客様の反応率や集客率アップを狙いますが、単一内容の販促物ではなかなか効果が出にくいもの。DocuColor 7171 Pは、バリアブルプリントで受け取り手一人一人に異なる内容の販促物を作ることが可能。受け取り手の特性に応じたアプローチにより訴求力の高いOne-to-Oneマーケティングを実現します。通常、時間のかかる処理が、最新スペックのPX560 Print Serverの最適化したRIP処理方式により、ジョブ投入、プレビュー、プリントまでの一連業務を、ストレスなくこなせます。さらに、PPMLデータのプレビュー時間を大幅短縮。待ち時間を大幅に短縮し、大量ジョブのプリント前に気軽にプリントイメージをチェックできます。また当社独自のVIPP注2 もサポートしていますので、幅広いバリアブルプリントシステムの構築が可能です。

豊富な標準色、充実の特色サポート。

PX560 Print Serverは高度な特色対応機能をサポート。任意の特色を作成したり、特色パレットによる色見本と突き合わせながらの色合わせ、再利用のための登録といった、特色の運用に便利な機能を提供する強力なツール群を標準搭載しています。正確な色再現が求められるコーポレートカラーや、デザイナーのこだわりによる特色の使用も、PX560 Print Serverなら効率的に運用できます。