ゼロックスのセブン-イレブン店舗向け「ネットプリント」登録ユーザーが100万人突破

富士ゼロックス株式会社がセブン-イレブン店舗のマルチコピー機で展開するプリントサービス「ネットプリント」の登録ユーザーが累計100万人を突破しました。

「ネットプリント」は2003年に業界初のモバイルユーザー向けプリントサービスとして法人向けからスタートし、同年中に個人向けに展開しました。インターネット上のファイル預かりサイト(ネットプリントセンター)に登録した文書や写真を、セブン-イレブン店舗のマルチコピー機で8桁のプリント予約番号を入力するとプリントすることができます。日本全国お店を選ばずいつでもどこでもプリントできるので、出張先や外出先などで活用できる便利なプリントサービスとして、ビジネスやプライベートでの活用が広がっていきました。

多様なプリントニーズにお応えするため、他社サービスと連携しながらサービスを拡大してまいりました。ストレージサービスとの連携のほか、2007年はWindows Vista®からデジカメの写真をプリントできる「セブン-イレブン店頭プリント」を開始、2008年以降は携帯電話を使った各種サービスと連携を強化し、2009年は初めてSaaS型サービスと連携するなど、インターネット上で展開する他社サービスからのプリントの手段としてネットプリントを活用いただいています。

また、ネットプリントの仕組みを活用して、ビジネスや趣味で役立つプリント用のコンテンツを販売する「コンテンツギャラリー」を2003年にオープンしました。地図や楽譜など、必要なコンテンツだけをオンデマンドでプリントできる利便性により、多くのお客様にご利用いただいています。このほか、レース会場近辺でしか手に入らないボートレースなどの情報紙、ビジュアル系ロックバンドのライブと連動したブロマイド販売など、通常では入手しにくいコンテンツのプリントニーズにも的確に応えることでユーザーを確実に増やしてまいりました。コンテンツ販売を希望する企業のコンテンツモールとしての利用も加速し、現在は約2万5千点以上のコンテンツを取り揃えています。

さらに、近年のスマートフォンの普及に伴い、昨年6月にiPhone向けアプリ「netprint」の提供を開始しました。1月にiPad対応、2月には他アプリとの連携を強化したバージョンアップを行い、これまで20万件以上ダウンロードされ、活用が一気に加速しております。